口腔の性病(STD)

口腔の性病(STD)

性行動の多様化により、性器だけでなく、咽頭に感染が認められることが多いので注意が必要です。
当院でも若者を中心に徐々に増えております。

咽頭クラミジア

潜伏期間 3~5日
咽頭病変 咽頭通、鼻汁など上咽頭炎の症状。無症状者も多い。淋菌より症状軽い。
頻度 若年者(15~29才)特に女性に多い。
検査 咽頭擦過物
治療 抗生物質

咽頭淋菌

潜伏期間 7~20日
咽頭病変 扁桃炎
頻度 性風俗従業女性の咽頭からの感染率高い
検査 咽頭擦過物
治療 抗生物質

梅毒

原 因 オーラルセックスによるもの。平成25年より急増していて最も注目されている感染症。感染力強い。
症 状 第1期・・潜伏期間 10~90日 口唇の初期硬結、硬性下疳。
第2期・・潜伏期4~10日。口腔粘膜の粘膜斑(乳白色)、口角炎、バラ疹
診 断 血清梅毒抗体検査
検査 抗生物質(ペニシリン系)

4HIV

血液や体液を介する密接な接触がなければ、まず感染しない。HIV感染者と1回 の性交渉での感染率は0.01~3%。口腔病変は初発症状として特に現れやすく、口腔カンジダ、口腔毛様白斑症、歯肉炎があげられる。梅毒に同時感染者が多い。肛門性交は感染リスク高い。異性間性交より男性間性交の方が感染率高い。

*当院ではすべての検査できます。(HIV検査に関しましては、自費7000円と致します)
*他の疾患に比べて受診しにくいかと思いますがプライバシーに配慮して別室でお話しをお聞きします。受診の際は、直接来院又は、Web問診の問診票には、STDと書いていただくか、直接先生に話します、とお書きください。お気軽にご相談ください。

STD検査をご希望の方は、電話予約でお願いいたします。

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